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レポート 2025/09/30

歯科医院の未来を創る一手。「paylight X」で示す、AIとヒトが共生する新しいクリニックの形とは?

PR 株式会社SCOグループ
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・AIを駆使した最先端の歯科医院向けオールインワンプラットフォーム「paylight X」のショールームが堂々オープン!

・歯科医療の新たな可能性を提示するSCOグループの取り組みを、ショールームでの体験と導入医院への取材から紐解く!

 

執筆者:WHITE CROSS株式会社

 

はじめに

人手不足、煩雑な事務作業、患者とのコミュニケーション不足ーー多くの歯科医院が直面するこれらの課題に対し、株式会社SCOグループ(以下、SCOグループ)が明確な回答を示した。

 

それが、予約からカルテ管理、決済、さらには患者フォローまでを一つに統合した、歯科医院向けオールインワンプラットフォーム「paylight X」である。

 

そしてSCOグループは、その全貌を体感できるショールームを9月15日に堂々オープン。単なる業務効率化に留まらない、歯科医療の新たな可能性を提示するSCOグループの取り組みを、ショールームでの体験と導入医院への取材から紐解いていきたい。

 

paylight Xショールームの様子

paylight Xショールームの様子

 

「分断」から「統合」へーーpaylight Xが目指すシームレスな医院運営

従来の歯科医院では、予約システム、電子カルテ、決済端末などがそれぞれ独立して稼働し、情報の分断や二重入力の手間が発生することが少なくなかった。

 

SCOグループが開発した「paylight X」は、これらの機能を一つのプラットフォームに統合することで、受付から診療、会計、そして診療後のフォローに至るまで、あらゆる業務をシームレスに連携させることを可能にした。

 

特に注目すべきは、最先端のAI技術を全面的に活用している点だ。同社が掲げるビジョン「テクノロジーで『105年活きる』を創造する」を体現するように、AIがスタッフの業務負担を軽減し、より専門性の高い、創造的な業務に集中できる環境を創出する。今回オープンしたショールームでは、その革新的な機能を実際のクリニックに近い環境で体験することができる。

 

paylight Xショールーム 見学予約はこちら

 

ショールームで体感する「未来の歯科医院」

ショールームでは、paylight Xの中核をなす3つのAI機能について、デモンストレーションを交えた詳細な説明が行われた。

AIでんわ

AIサブカルテ
AIメッセージ

 

今回は、SCOグループ取締役で次世代技術開発本部 本部長を務める明嵐和俊(めいあらし かずとし)氏よりサービスの説明をしていただいた。

 

 

① AIでんわ:受付業務の常識を覆す24時間対応の自動応答

AIでんわ:受付業務の常識を覆す24時間対応の自動応答

 

 

「電話対応業務が中断され、患者さんへの集中が途切れてしまう」「昼休みも電話が鳴り止まない」といった受付の悩みは、多くの医院に共通するものだろう。paylight XのAIでんわは、こうした課題を根本から解決する。

 

AIでんわでは、患者からの電話にAIが自動で応答し、予約の取得、変更、キャンセルといった調整を人間を介さずに完結。驚くべきはその対応能力で、定型のシナリオに沿って応答する従来のシステムとはまったく異なるAIが会話の内容をリアルタイムで理解し、その場に応じた適切な言葉を生成して応答するため、患者はAIと話しているとは気づかないほど自然なコミュニケーションが可能だという。これにより、電話業務の約7割を占めるとされる予約関連の対応を自動化でき、受付スタッフは目の前の患者対応や会計業務に集中できる。

 

AIでんわの実際の音声

 

さらに、診療時間外や電話が混み合っている時間帯でも、患者は24時間365日いつでも予約が可能となり、機会損失を防ぐ効果も大きい。ある試算では、電話の取りこぼしによって一般的な歯科医院では年間約500万円の売上を損失しているというデータもあると明嵐氏は語った。

 

また、会話した内容はすべて文字起こしされ、iPad上で確認することが可能。電話を折り返す必要があるかどうかを文字起こしの情報で判断できるため、不要な電話対応を省略できる。

 

AIでんわのサービス説明を行う明嵐氏(左)と、AIでんわの文字起こしデータの画面

AIでんわのサービス説明を行う明嵐氏(左)と、AIでんわの文字起こしデータの画面

 

 

② AIサブカルテ:診療の質を高める「院内音声AIサマリー機能」

AIサブカルテ:診療の質を高める「院内音声AIサマリー機能」

 

 

次に体験したのは、カルテ入力の負担を劇的に軽減する「AIサブカルテ」だ。

 

診療中のドクターと患者の会話を録音するだけで、AIが発言者を区別しながら自動で文字起こしを行い、さらに医療記録の標準形式である「SOAPIE形式」で要約まで生成する。これにより、診療後にまとめてカルテを作成する際に生じがちな記憶の曖昧さや記録漏れを防ぎ、正確な情報を残すことが可能。実際にデモで作成された要約は、わずか数分の会話から主訴や所見、治療計画が的確に整理されており、その精度の高さがうかがえた。

 

さらにユニークなのは、AIが会話内容から患者の性格や治療に対する姿勢などを分析し、今後のコミュニケーションに最適な対話方法を提案してくれる機能だ。これは、患者一人ひとりに寄り添った医療を提供する上で、強力なサポートとなるだろう。また、iPadなどのタブレット端末にも対応しており、チェアサイドで患者に画面を見せながら説明することも可能だ。

 

AIサブカルテでは患者が訴える症状に対し、自動的にSOAPIE形式で評価することが可能

AIサブカルテでは患者が訴える症状に対し、自動的にSOAPIE形式で評価することが可能

 

AIサブカルテでは網羅的に患者との対話を記録として残せるため、院長先生の目が届かなくなりがちなスタッフのコミュニケーション部分へのフィードバックが可能。フィードバックが習慣化されることで、院内ホスピタリティ教育のためのシステムともなり得るだろう。

 

また、患者との会話の中における「言った・言わない問題」がなくなり、歯科医院の訴訟リスクを下げることにも繋がると考えられる。

 

 

③ AIメッセージ:患者との絆を深める自動コミュニケーション

AIメッセージ:患者との絆を深める自動コミュニケーション

 

 

最後に紹介されたのが、患者とのコミュニケーションを自動化する「AIメッセージ」機能。これは、医院のLINE公式アカウントとpaylight Xを連携させ、患者一人ひとりに合わせたメッセージを自動で送信するものだ。

 

例えば、来院の翌日には治療内容の振り返りや次回の治療予定などを記載した「フォローメッセージ」を送信。AIサブカルテの会話記録から「歯磨き指導の内容」などを引用し、「一緒に頑張りましょう!」といったパーソナライズされた一文を添えることもできるという。

 

その他、治療が中断している患者への「リコールメッセージ」や、予約前日の「リマインドメッセージ」も自動で送信され、無断キャンセルの防止にも繋がる。人力では到底不可能な、きめ細やかで継続的なコミュニケーションをAIが肩代わりすることで、患者満足度の向上と医院への信頼醸成に大きく貢献する。

 

AIメッセージを用いてLINEでやりとりを行う画面

AIメッセージを用いてLINEでやりとりを行う画面

 

“未来への期待値がもっとも高い”導入医院インタビュー:ちはる歯科 佐々木千晴先生

実際にpaylight Xを導入し、その可能性に期待を寄せる歯科医師がいる。静岡県富士宮市で開業する、ちはる歯科の院長である佐々木千晴先生に、導入の経緯と実感について話を伺った。

 

 

Q.まず、システム導入のきっかけは何だったのでしょうか?

うちはスタッフも少なく、人じゃなくてもできる仕事はデジタルに移行したいと常々考えていました。

 

ペーパーレス化も進めていて、以前は石膏模型で埋め尽くされていた6畳ほどの部屋を、模型のスキャナーを導入してデジタルデータに置き換えることで、まるごと一部屋空けることができた経験もあります。

 

そんな中、受付業務を任せられるスタッフがなかなか定着せず、新しく入るスタッフのITスキルにもばらつきがあることに課題を感じていました。特にアポイントの取り方は複雑で、覚えるのが大変なんです。そういった背景から、人に依存しないシステムが必要だと考え、導入を本格的に検討し始めました。

 

ちはる歯科院長 佐々木千晴先生

ちはる歯科院長 佐々木千晴先生

 

 

Q.数あるサービスの中で、なぜ「paylight X」を選ばれたのですか?

以前、IDS(国際デンタルショー)に行ったときに、SCOグループさんが出展していたのを見かけたんです。日本の会社でIDSに出ているところはほとんどないので、とても印象に残っていました。世界を見据えて何かおもしろいことをやろうとしているんだろうな、と。だから、営業のお電話をいただいた時に『IDSの会社だ』と思い出して、話を聞いてみようと思いました。

 

いちばんの決め手は、その将来性、”伸びしろ”ですね。加えて、初期費用が不要で月額50,000円(税抜)から始められる導入のしやすさも大きな魅力でした。普通なら初期費用で100万円くらいかかるものもありますから。IT補助金なども不要で、すぐに始められる手軽さは大きいと思います。

 

 

Q.今後特に期待している機能と、今後の展望についてお聞かせください。

いちばん期待しているのは、やはり「AIサブカルテ」の音声入力と要約機能です。あれはもう、みんな好きでしょう。笑

 

診療中に話すだけでカルテが出来上がるなんて、ワクワクしますよね。大手企業の完成されたシステムとは違って、私たちの『こうしてほしい』という要望を伝えやすく、それを開発に活かしてくれるフットワークの軽さも素晴らしいと感じています。

 

AIを取り巻く環境は日々ものすごいスピードで変化しているので、そうした変化に柔軟に対応できる企業の方が強いと思います。今後は『AIでんわ』の導入も予定しています。とにかく、このシステムの伸びしろにすごく期待しています。

 

paylight Xスタッフの方とAIについてお話しする佐々木先生

 

日々の業務がどのように変わるのか、実際に体験してみませんか?

SCOグループが提供するpaylight Xは、単なる業務効率化ツールではない。AIに任せられる作業は徹底的に自動化し、スタッフが本来注力すべき患者とのコミュニケーションや質の高い医療の提供に時間を創出するためのプラットフォームである。

 

佐々木先生が感じたように、その真価は現状の機能だけでなく、ユーザーとともに成長していく「伸びしろ」にあるのかもしれない。

 

歯科医院が抱える普遍的な課題に、テクノロジーで力強く応えるpaylight X。その実力を確かめに、一度ショールームへ足を運んでみてはいかがだろうか。そこには、自院の未来を大きく変えるヒントが待っているはずだ。

 

paylight Xショールーム 見学予約はこちら

 

 

paylight Xショールーム概要

所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル9階(903区画)

アクセス:JR・東京メトロ有楽町駅より徒歩3分 

営業時間:
平日:11:00~21:00(最終受付19:00)

土日・祝日:11:00~19:00(最終受付17:00)

※ 完全予約制

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