日本歯科衛生士会は5月28日、歯科衛生士の勤務実態調査報告書をホームページ上で公開した。
日本歯科衛生士会では、1981年より5年ごとに全会員を対象とした「歯科衛生士の勤務実態調査」を実施しており、2024年に第10回目の調査を行った。
この調査は、歯科衛生士の就業状況や労働条件、業務内容、研究活動、復職に関する状況など多岐にわたる項目を網羅しており、歯科衛生士の勤務実態を把握する上で極めて重要な資料となっている。
今回第10回目の調査の概要は、以下の通り。調査開始以来初めて、ネットリサーチを導入した。
実施期間:令和6年9月30日〜11月30日
回収率:35.5%
また、都道府県別集計表も併せて作成しており、各都道府県歯科衛生士会や関係機関において活用していただきたいとのこと。
この報告書が、歯科衛生士の人材確保・育成、職場環境の改善に向けた取り組みの一助となることに期待したい。