・満足度は100%に近い?小岩駅前パークス歯科での具体的な「技工くん」の使用方法とは? ・余裕で元を取れていると語った小岩駅前パークス歯科の中原維浩先生とマネージャーの倉持さんに「技工くん」についてインタビュー! |
はじめに
WHITE CROSSが開発したデジタル歯科技工指示書の決定版である「技工くん」では、歯科医院と歯科技工所をインターネット上で繋ぎ、指示書の受発注や管理を行うことができる。
現在多くの歯科医院に活用いただいている。毎月、数万件の歯科技工物の受発注が「技工くん」上で行われており、院内業務の効率化に活用されている。
技工くん」ユーザーインタビュー!
今回インタビューを受けてくださったのは、東京都江戸川区にある小岩駅前パークス歯科の中原維浩先生とマネージャーの倉持華さん。
インタビューに答えてくださった中原維浩先生(右)と倉持華さん(左)
中原先生は、「待合室の革命家」とよばれ、医院の待合室でセルフケアグッズを診療室で提案・販売することが、どのように医院経営を変えていくのかをテーマに「医療物販学」というマーケティング理論を提唱しており、全国にフォロワーがいる。また、日本航空などの他業種ともコラボレーションを行うなど、歯科医療と一般社会との架け橋になられている。
「技工くん」の導入について
ーー 導入のきっかけについてお聞かせください。
中原維浩先生(以下、中原):私の法人では、近隣に本院があるのですが、小岩駅前パークス歯科を新規開業する際に、最初から「技工くん」を導入するつもりでいました。クリニックデザインの段階からカルテ庫を設定しておらず、可能な限りペーパーレスでの運営を前提としていました。
ーー 実際にご導入いただくまでの過程はいかがでしたか?
倉持華さん(以下、倉持):初めてのデジタル歯科技工指示書だったのですが、WHITE CROSSの担当の方がスタッフ向けに導入支援のガイダンスをしてくれたので、みんなすんなりと受け入れることができました。
新規開業の医院であったことから、既存の患者さんのデータを入力し直すなどの作業もなく、実際に技工物が発生したときに「技工くん」に登録すれば良いだけでしたので、導入時に大変だったという感覚はまったくありませんでした。本院での経験から紙の指示書に対する慣れはありましたが、「技工くん」への移行は、本当にすんなりでした。
患者ID(カルテ番号)と名前を適時入力でき、一度入力すればデータベースに保存されるので便利。オプションにて、既存のレセプトデータの取り込みや一部メーカーのレセプト自動連携もできる
実は元々、なぜ指示書だけペーパーレスではないんだろうと思っていました。「あったらいいな…」が実現されて、革命が起きた感じでした。
技工関連業務がすべてペーパーレスになったことで、欲しい指示書を紙の束から探すこともなくなりました。新規指導の時も、指定された患者さんをパパッと検索して、その指示書を印刷すれば良いだけなので、新規開業の歯科医院にはとても良いのではないかと思います。
ーー 小岩駅前パークス歯科での具体的な使用法についてお聞かせください。
倉持:当院ではパソコンを用いて、IOSと石膏模型の両方で「技工くん」を使用しています。
パソコンでデジタル技工指示書を作成する倉持さん
IOSの場合は、デジタルデータと「技工くん」のデジタル指示書でペーパーレス完結です。石膏印象の場合は、模型毎に患者さんの名前だけちゃんとわかるようにして、技工所に送っています。技工所さんもそれを理解して、対応してくださっています。そのため、特に石膏模型であっても指示書を印刷するなどはしておらず、完全にペーパーレス化しています。
技工物が届いた後の納品管理についても、紙の台帳ではなく「技工くん」で行っています。
ーー 「技工くん」の“使いやすいところ”を教えてください
中原:やはりデジタル化したことで可能になった検索機能ですね。普通の紙だと帳簿の中から日付・名前で探さなければならないのですが、出し先の技工所を問わず瞬時に出せるのはとても便利です。
倉持:指示書入力のパターン登録機能はとても良いと感じています。先生方もよく使っています。
よく発注する技工物についてはオリジナルのメニューパターンを設定しておけば、ワンクリックで必要な情報を入力できるため効率化に繋がる
あと、指示書に口腔内写真なども一緒に添付できるじゃないですか!それがすごく楽で、とても良いんです。当院のような小さな歯科医院でも十分効果を実感できますが、規模の大きな医院だとさらに効果的だと思います。
「技工くん」上で、口腔内写真の添付・確認ができる
指示書って基本1冊なのですが、各ドクターに回さないといけないんですよね。これまでは、指示書が次々と先生間をたらい回しになっているのが手間でした。それがどのパソコンからでも作れるというのはとても楽で、とても便利になりました。
だから、歯科医院の規模を問わずに、「技工くん」はおすすめです。小さい医院でこんなに便利なんだから、大きな医院なら…って思います。
中原:最近、歯科医院でも医療情報の取り扱いが問われるようになってきています。日常使いのLINEでは、技工指示書や口腔内写真などの医療情報を送るわけにはいかない中で、「技工くん」のような安全な医療システムを通じてそれらを送れるのが、とても楽ですね。
今うちではDentisというレセコンを使用しているのですが、Dentisでレセプトを入力したら、そのまま「技工くん」の指示書に反映されているような未来があればと思っています。
倉持:えー!それができたらとてもすごいです。ぜひ叶えてください!
ーー 満足度はいかがですか?
倉持:100%に近いくらいです。私は「技工くん」Loverなので!
今、当院が取引をしている技工所5ヶ所のうち2ヶ所に繋いでいますが、「技工くん」で繋がっておらず、紙の指示書だとがっかりするくらいです。物ではなくデータ管理なので「失くさない、間違えない、エラーもわかる」ので、スタッフ自身のためにもなります。
中原先生:実は本院ではまだ導入していないのですが、GW明けにはそちらでも導入予定です。既存の医院はこれまでのやり方があるため、タイミングを考えることになりますが、新規開業では本当にやりやすいです。ゼロベースですんなりと構築できますから、新規開業で「技工くん」の導入を迷うのは本当にもったいないです。既存の医院でも、キリの良いタイミングで導入することをおすすめします!
待合室のセルフケアグッズコーナーが、とても美しく充実している
倉持:「技工くん」は本当にすごいんです。歯科助手一人分くらいは、効率化されたイメージがあります。私は過去に、午前と午後の終わりに指示書をチェックして、先生方に不足の書き込みを頼んで回ったりしていたのですが・・・それがなくなったのはとても大きな効率化でした。その作業がなくなって、休憩時間を確保できるようになりました。それはスタッフにとっても自分のためになりますし、働きやすさに繋がっていますね。
中原:本当にそうですね。IOSを入れて、「技工くん」を入れたら、「石膏を注がなくて良い」「アルジネートの管理もない」「指示書も管理しなくて良い」。少なくとも、毎日助手さんの1時間分は浮いていますよね。締め作業を考えると、本当に助手一人分は効率化されていますね。「技工くん」の月額を考えると、余裕で元を取れています。
導入を検討している先生・スタッフさんへのメッセージ
ーー 歯科医院に新しいシステムを入れる際に、スタッフさんが抵抗することがあります。何かアドバイスはありませんでしょうか。
倉持:歯科医院では、「変わるのが嫌だ」という方が無茶苦茶多いのはよくわかります。でも、「技工くん」はちゃんと導入すれば、必ず便利な方向に改善されます。
スタッフ目線で、「技工くん」を他の歯科医院のスタッフさんにおすすめしたいです。“使ったことがないから”という理由だけで、めんどくさがったり、怖がったりしていてももったいないです。歯科医院で働いている友達が沢山いるんですが、やはりどこもまだまだアナログなんですね。院長がせっかく導入したいってもってきても、そこに乗っからなかったら何も改善されません。今まだ「技工くん」を導入していない日本全国の歯科医院さんにも、早く導入してほしいなと思っています。
新しいものを導入するのは怖いかもしれませんが、「技工くん」は超おすすめなので、ぜひ導入してみてください。
小岩駅前パークス歯科の受付
中原:「技工くん」が歯科医療業界に浸透していけば、技工所さん側も楽になっていきます。歯科技工士さんも大量の紙を管理するところから検索に切り替わったりと、お互いのエラーもすぐにわかるようになります。
今、歯科技工士さんたちはワーケーションといって、IOSのデザインとかは技工所にいなくても出るようになっています。そういった時に、指示書だけ紙だと、一回指示書確認のために技工所に戻って確認をするなど、本来的にはダメな中、日常使いのLINEなどでやり取りをしなければならないのです。
でも、技工所が「技工くん」を導入すれば、すべて安全なインターネット上で完結するので、医療情報の取り扱いリスクもなくなります。
歯科技工士さんがどんどん不足していっている今、「技工くん」は、働き方改革の一助にもなるのではないかと思っています。
「技工くん」の導入に少しでも興味をもった方は無料の資料請求から!
「技工くん」には、技工所とのやり取りの負担が大幅に軽減できる「チャット機能」や「お絵描き機能」など、今回はご紹介できていない便利な機能も満載。1つの契約でタブレットからスマホ、PCまで同時接続できることから、チェアサイドでも簡単に使用可能だ。
また、4月中旬以降には「技工くん」と、DATATREE株式会社が提供する歯科医院の経営データを自動分析・可視化するソフトウェアの「DATATREE 無料版」との連携が開始される。DATATREEのアカウントは、商談なしで無料発行できるためぜひ試してみていただきたい。
それにより、「技工くん」において蓄積されていく歯科技工関連データの自動分析・可視化が可能となり、デジタル歯科技工指示書を枠を超えた歯科医院経営のためのサービスへと成長していく。
DATATREEを利用すると、データに基づいた様々な分析が可能となる
WHITE CROSSでは、「技工くん」ユーザー歯科医院がより良い経営を行えるように、様々なサービスとの連携を積極的に進めていく。
まずは無料で資料請求をして、どんな機能があるのか、多くの歯科医療従事者の皆さんにお確かめいただきたい。