はじめに
妊婦・授乳婦に対する歯科用局所麻酔薬の安全性は未だ多くの点が明らかではありません。
添付文書を閲覧すると、妊婦への投与について、ほとんどの薬剤が「妊娠の可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する」と記載されています。
また授乳婦への投与については何も記載されていません。そのため、歯科治療時に彼女らへの局所麻酔を躊躇することもあろうかと思います。
 
今回、妊婦と授乳婦の歯科局所麻酔について過去の文献や教科書を参考にして内容を整理しました。
 

妊婦と歯科局所麻酔薬
妊婦が薬剤に対して最も注意する必要があるのは、妊娠4週〜7週です。この時期は器官形成期にあたり、胎児の中枢神経・心臓・消化器・四肢などの重要臓器が発生、分化します。
そのため、薬剤による催奇形性が懸念されます。この時期では、局所麻酔は控えたほうがよいと思われます。また、…
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