歯科治療時の疼痛管理と先制鎮痛について / WHITE CROSS編集部 - WHITE CROSS 歯科医師向け情報サイト

歯科治療時の疼痛管理は患者の精神面への影響のみならず、循環動態の安定という観点からも最重要事項である。
 
抜歯等の手術侵襲は患者にとって侵害刺激となり、大小はあるもののそれに伴う生体反応が惹起される。すなわち交感神経の興奮と内因性カテコールアミンの遊離が起こり、血圧上昇や脈拍増加から循環器系疾患を有する患者にとっては甚大な悪影響を及ぼすこととなる。
 
また、循環器のみならず呼吸、内分泌や代謝系にも影響が及ぶことが分かっている(表1)。したがって、術中の疼痛を抑えることは基礎疾患の増悪を防ぐのみならず、全身への影響も最小限にし、さらに術後疼痛の軽減にも寄与することが分かっている。
 
表1
 
アセトアミノフェンの術後痛に対する効果
従来、抜歯後の疼痛に対しては非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の服用が一般的であったが、胃潰瘍などの消化器疾患を有する患者や、抗血栓療法を受…
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