
厚生労働省は6月4日、「医療従事者の需給に関する検討会 第38回 医師需給分科会」において、歯学部振替枠の見直しを図ることを議題に上げた。
歯学部振替枠とは、歯学部のある大学において歯科医師の養成数を抑制するとともに、当該減員数の範囲内で一定割合の医学部定員を増加(1大学につき10名以内)し、医師不足の解消を目的として導入されたもの。
3月に行われた分科会において、平成31年までの10年間の予定から令和4年度まで延長され、医・歯学部を有する大学において、再度の歯学部入学定員の減員に伴う医学部定員数の増員申請が認められたばかり。
(参照:医学部定員「歯学部振替枠」の対応続く 厚労省)
現在、医師養成数は増加している一方で、地域や診療科による医師の偏在は課題のままとなっていた。また、前回の分科会において、「歯学部を持っていない大学にとっては不公平」「医師の地域定着への貢献になるとは言…
歯学部振替枠とは、歯学部のある大学において歯科医師の養成数を抑制するとともに、当該減員数の範囲内で一定割合の医学部定員を増加(1大学につき10名以内)し、医師不足の解消を目的として導入されたもの。
3月に行われた分科会において、平成31年までの10年間の予定から令和4年度まで延長され、医・歯学部を有する大学において、再度の歯学部入学定員の減員に伴う医学部定員数の増員申請が認められたばかり。
(参照:医学部定員「歯学部振替枠」の対応続く 厚労省)
現在、医師養成数は増加している一方で、地域や診療科による医師の偏在は課題のままとなっていた。また、前回の分科会において、「歯学部を持っていない大学にとっては不公平」「医師の地域定着への貢献になるとは言…
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執筆者

WHITE CROSS編集部
臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。
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