プレゼンは、練習すれば上手くなる! / 安藤 彰啓

プレゼンが苦手と感じる人は少なくありません。それは何故かというと、正しい方法を教わったことが無いからです!自己流で学んでも、上達には限界があります。

 

なぜ、自分の言いたいことがうまく伝わらないのか、その理由を理解して、正しい方法で人に伝えようとすれば、自然と相手が理解してくれるようになります。伝わることが実感できれば、プレゼンの苦手意識も払拭されることでしょう。

 

本記事では、コミュニケーションの基本、サンドイッチテクニックのOREOをご紹介します。

 

短時間で自分の考えや意見を伝える時に、とても有効なテクニックです。ズバリ、結論から話し始めれば、相手に伝わりやすくなる!

 

 

サンドイッチの極意

サンドイッチは、2つのパンの間に具が挟んでありますね。話の構成を、これに例えたのがサンドイッチテクニックです。

 

具体的にはOREO法やPREP法などの名前で、学校やビジネスシーンで必ず習うテクニックが、これに当てはまります。

 

伝わる

サンドイッチの極意は、1つの話の中で、最初と最後に要点を2回繰り返すので、何が言いたいのかを明確にできます。あとはその要点を裏付けるための理由と根拠を述べるだけです。

 

聞き手にとっては、話の「始め」と「終わり」が一番印象に残りやすい部分です。そこに、自分が一番伝えたいメッセージを持ってくる。これは、とても理にかなった構成です。

 

 

聞き手は、せっかちである

聞き手の立場になって考えてみましょう。

 

医院にかかってくる営業の電話や、忙しい時に誰かに呼び止められて話しかけられた時、イラッとしたことありませんか?「忙しいんだから、要点を早く言ってくれないか?」と思った事は、誰もが一度や二度は経験があるはずです。

 

短時間で、自分の考えや意見を伝えなくてはいけない場面では、まずは相手の興味をグッとつかまなくてはいけません。だから、話し始めに「一番伝えたいメッセージ」を伝えるのです。 

 

具体的には?

長いお話をする際も、サンドイッチを意識しましょう。クラブハウスサンドイッチのように、大きなサンドイッチを作る、あるいは小さなサンドイッチを何個もお皿の上にのせるイメージです。

 

 

「話す理由(メッセージ)」を明確にする事を常に意識しておかないと、サンドイッチテクニックを使いこなすことができません。これを意識する事ができるようになると、自分のメッセージが明確になり、それを裏付ける理由や根拠を述べようとするクセがつきます。

 

すると、今まで「回りくどい」や「よくわからない」と伝わらなかったあなたのメッセージが、とても簡単に人に伝わるようになります。

「なんでわかってくれないんだ!?」というフラストレーションから解放され、今まで苦労していた仕事が驚くほどスムーズに進むようになります。

 

「私は○○と思います。なぜなら△△だからです。例えば□□です。なので○○と思います。」

このシンプルな話の構成を意識してみてください。 

 

仕事、コミュニケーション、プライベート、色々な場面で活かすことができるサンドイッチの極意、ぜひ活用してみてください。

 

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Spark Medical Presentation Workshop(SMPW)は、プレゼンスキルの道場です。スキルを磨いて、自分の考えを相手に上手く伝えられるようになりましょう!

 

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執筆者

安藤 彰啓の画像です

安藤 彰啓

歯科医師・米国口腔顔面痛学会専門医

American Board of Orofacial Pain 認定医
あんどう歯科口腔外科 院長

4代目歯科医として生まれ育ち、現在の日本歯科医療に不足しているのは口腔顔面痛と口腔内科の分野であると確信して渡米。南カリフォルニア大学に留学し、米国口腔顔面痛学会の専門医資格を取得。日本に6人しかいない 米国口腔顔面痛学会の専門医として、臨床・教育に携わる。
一方で、国内外で数々のスピーチを行い受賞した経験から、医療従事者のための public speaking のスキルをコーチングする Spark Medical の代表も務める。

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