口腔常在菌ベイヨネラ属の活用が口腔や全身疾患の予防効果を高める可能性を示唆 東北大 / WHITE CROSS編集部 - WHITE CROSS 歯科医師向け情報サイト

東北大学は9月10日、口腔常在菌として健康な口腔内にも多く生息する口腔ベイヨネラ属による亜硝酸産生活性が、酸性, 嫌気、高乳酸、高硝酸塩の環境下で増強するという代謝的特徴を明らかにした。この研究は東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師および Dimas Prasetianto Wicaksono歯科医師らの研究グループによるもの。
 
研究の背景
近年、唾液に多く含まれる硝酸塩が、口腔内細菌により代謝・還元され、亜硝酸塩が産生されることに注目が集まっている。亜硝酸塩は、抗菌作用と血管拡張作用を持つことが知られており、口腔内細菌により産生された亜硝酸塩が、他の口腔細菌の増殖や働きを抑え、う蝕などの細菌性口腔疾患を抑制する可能性が考えられている。口腔ベイヨネラ属は、健康な人の口腔内に多く存在する常在菌で、そのような亜硝酸産生能(硝酸還元能)を持つ口腔細菌の一つとして知られている。しかし、その亜…
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執筆者

WHITE CROSS編集部

WHITE CROSS編集部

臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。

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