
九州大学は11月14日、歯周病菌であるジンジバリス菌(Pg菌)を全身に慢性投与したマウスの肝臓に、アルツハイマー型認知症を引き起こすとされる原因物質が産生されることを初めて発見したと発表した。
この研究は、同大学大学院歯学研究院の武洲准教授と倪軍軍(ニイ ジュンジュン)助教授の研究グループと、九州大学との協定校である中国吉林大学口腔医学院の周延民(シュウ エンミン)教授、同大学の聂然(二ー ラン)大学院生(交換留学生)らの研究グループとの共同研究によるもの。
社会問題化する認知症と歯周病菌の関係性が注目されている
日本では高齢化が進むに伴い認知症患者数が急増している。
しかしながら、認知症の7割を占めるアルツハイマー型認知症には根本的な治療法がないため、社会や財政にとって大きな負担となっている。
アルツハイマー型認知症の脳内病態においては、「ミクログリア(中枢神経系の…
この研究は、同大学大学院歯学研究院の武洲准教授と倪軍軍(ニイ ジュンジュン)助教授の研究グループと、九州大学との協定校である中国吉林大学口腔医学院の周延民(シュウ エンミン)教授、同大学の聂然(二ー ラン)大学院生(交換留学生)らの研究グループとの共同研究によるもの。
社会問題化する認知症と歯周病菌の関係性が注目されている
日本では高齢化が進むに伴い認知症患者数が急増している。
しかしながら、認知症の7割を占めるアルツハイマー型認知症には根本的な治療法がないため、社会や財政にとって大きな負担となっている。
アルツハイマー型認知症の脳内病態においては、「ミクログリア(中枢神経系の…
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執筆者

WHITE CROSS編集部
臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。
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