1.簡単そうで徹底できていない、標準予防策スタンダードプリコーション(Standard Precaution)
標準予防策とは、感染の有無や病態にかかわらず、すべての患者に適用される感染対策のことで、湿性生体物質(血液や体液、汗を除く分泌物、排泄物、損傷のある皮膚、粘膜)は病原体を含んでいる可能性が高いため、常に感染の可能性があるとみなして対応する方法である。
これは、「感染が問題となる微生物には潜伏期間が存在する」「湿性物質には未知の病原体が存在する可能性がある」という考え方をもとに1996年にCDC(米国疾病管理予防センター)が提唱した概念ある。
 
歯科医院で散見される感染対策で、B型肝炎やHIVなどの感染症の有無によって、器材の処理方法を変えることは標準予防策の考えから行うべきではない。
 
使用済み器材は湿性生体物質で汚染されているため、当然、標準予防策の対象となる。特に洗浄・消毒・滅菌エリアに返却さ…
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島崎 豊

看護師

JAOS日本・アジア口腔保健支援機構歯科感染制御推進委員

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