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これならわかるビスフォスフォネートと抗血栓薬投与患者への対応

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骨粗鬆症の治療薬であるビスフォスフォネートを服用している患者さんに、抜歯、歯周外科、インプラント治療などの外科的な歯科治療を行うと、顎骨壊死を起こす可能性がある。また血栓形成の予防のため抗血栓薬を服用されている患者さんに、外科的な歯科治療をするからといって服薬を中断すると、生命を脅かす脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性がある。Q & Aにより両薬剤服用患者さんへの具体的な対応法をわかりやすく解説。必読書!
■ビスフォスフォネートが話題になっているのはなぜ
■抗血栓薬が話題になっているのはなぜ

■CHAPTER1 ビスフォスフォネート系薬剤

知っておきたいビスフォスフォネートの薬理作用

1 ビスフォスフォネート系薬剤は,どのような患者に使われていますか?
2 なぜ,顎骨(主に下顎骨)に薬剤が集まりやすいのですか?
3 BRONJ(ビスフォスフォネート系薬剤関連顎骨壊死)に対して医師の先生はどう思われているでしょうか?
4 経口薬では,BRONJの発症は極めて稀といわれていますが本当ですか?
5 BRONJの予防は可能ですか?
6 BRONJの発症機序は?
7 BRONJの発症に骨代謝マーカーや血清CTXの値はその指標になりますか?
8 どうしても抜歯,インプラント,歯周外科手術などの処置が必要な場合の休薬期間はどのくらいですか?
  経口薬と注射薬に分けて教えて下さい
9 BRONJの発症に関与する可能性のある危険因子は何ですか?
10 BRONJに有効な抗菌薬はありますか?
11 BRONJを生じたときの対応はどうすればよいですか?
12 BRONJを発症したときの特徴を示す画像所見はありますか?
13 BRONJの病理組織学的所見について教えて下さい
14 ビスフォスフォネート系薬剤により,顎骨以外の口腔粘膜などに壊死を生じることがありますか?
15 BRONJの臨床診断基準について教えて下さい
16 BRONJに対する治療ガイドラインはありますか?
17 ビスフォスフォネート系薬剤を使用している患者のインプラント治療は大丈夫ですか? 
18 BRONJの治療に高圧酸素療法は有効ですか?
19 医師への対診依頼の書き方について教えて下さい
20 歯科口腔外科領域で頻用される薬剤で,経口ビスフォスフォネート系薬剤と併用してはいけない薬剤はありますか? 

■CHAPTER2 抗血栓薬

知っておきたいワルファリンとアスピリンの薬理作用
抗血栓療法患者の抜歯時のアルゴリズム

1 ワルファリンやアスピリンなどの抗血小板薬を中断して抜歯した場合,どのような合併症が起こりますか?
2 ワルファリンやアスピリンなどの抗血小板薬を継続したまま抜歯した場合,どのような合併症が起こる可能性がありますか? 
3 ワルファリンを継続したまま抜歯を行うときに,必要な検査は何ですか?
4 ワルファリンを継続したまま抜歯を行う場合,INR値がいくつまでなら大丈夫ですか?
5 アスピリンなどの抗血小板薬を継続したまま抜歯を行う前に,するべき検査はありますか?
6 抗血栓療法患者の抜歯時の止血方法はどうすればいいですか? 
7 ワルファリンの服薬を継続したまま抜歯を安全に行うためには何に注意しますか?
8 アスピリンなどの抗血小板薬を継続したまま抜歯を安全に行うためには,何に注意しますか?
9 ワルファリンとアスピリンなどの抗血小板薬を両方服用している場合でも抜歯可能ですか? 
10 抗血栓療法継続下に抜歯した場合,抜歯後に注意することは何ですか?
11 とくに注意しなければいけない症例はありますか?
12 ヘパリン代替療法って何ですか?
13 ワルファリンを継続したままインプラント埋入手術は可能ですか?
14 アスピリンなどの抗血小板薬を継続したままインプラント埋入手術は可能ですか?
15 抗血栓薬とビスフォスフォネート系薬剤を服用している患者の抜歯はどうすればいいですか? 

これならわかるビスフォスフォネートと抗血栓薬投与患者への対応

歯科治療で顎骨壊死と脳血管障害を起こさない
  • 著者

    朝波 惣一郎
    王 宝禮
    矢郷 香

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    136ページ

  • サイズ

    A4判

  • ISBN

    978-4781201795

  • 価格

    7,260円(税込)

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